不思議な話④

2020年01月27日

前回の続きです。

 

私は、様子を見ようと言ったことを後悔することになります。

 

彼女の態度は、日増しに悪い方に動きました。

まるで、悪化する病気のように。

 

彼女からの電話は、1日40から50回くらい。

留守電は彼女の声で埋まっておりました。

内容は「あなたと私は二人で一つなのだから、一緒にいるべき。」

「連絡がないと、何するかわかりません。」

「そこにいるのでしょう?電話に出なさい。」

段々と荒い言い方になり、命令口調に変化してゆきました。

 

それに加え、電話の合間には、会社へのメールが数十通毎日来ました。

メールは電話の内容と同様のものでした。

 

すぐに会社から、このメールはどうしたのか聞かれることになりました。

そこで幸いだったのが、会社の社長は実のお兄さんでしたので

話が早かったです。

すぐに、メールで本人が体調不良で休んでいること、これ以上

会社宛に社員を中傷するようなメールを送り付けるなら、警察や弁護士に話して対応することになると

返信すると。(本人は、実際には会社を休まず出勤していました)

かなりメールの数、電話もは減りましたが、

「あなたが連絡をくれないから、あらぬ誤解を受け大変迷惑している。至急連絡をください。」

このようなメールが定期的にくるようになりました。

電話を通じるままにしておいたのは、不通になったときにどんな行動にでるか不安でしたから。

 

ストーカーの範囲だと皆で話て、暫く放置することにしました。

私も、もう止むだろうと安易に考えておりました。

夕暮れ

(写真:帰り道)

 

数日後、友人と連絡取り合い様子を聞きました。

 

友人「メール、電話は減ったけど…。やめる様子がないんだ。」

  「僕が怖いのは、顔付きなんだ! 顔が何と言うか別人というか“獣(けもの)”みたいなんだ。」

   最後に会ってから時間が経過していましたが、その折の様子です。

私 「え!」(まさか)

友人「あきらかに、目が吊り上がりなんとも怖い」

   友人は、女性の顔付きがこれほど変わるものかと必死に説明してくれました。

  「さっき留守電に、自分の荷物を(友人の)自宅に送りつけたと連絡がきた。」

私  (言葉を発することなく)しまった!

  「(友人に)いまどこにいる?」

友人「マンションの管理人から、大量の荷物があなた宛てにきていて、エントランスが荷物

   でいっぱいだから早くどけてくれと連絡があったからもうすぐマンションに着くんだ。」

私 まずい!

  「荷物を部屋にいれることはしないでくれ!絶対にダメだ。」

  どんなことがあっても、管理人から何か言われても誤魔化せとつたえました。

  そのうえで、エントランスに到着したら必ず電話するようにお願いして一時電話を切りました。

  もちろん、彼女!?(であったもの)が潜んでないか確認するように伝えました。

 

     それから、数分後友人から電話をもらうのですが、

  何とも長く感じました。

  電話を切ったのは、万が一出くわしたら何をおいても逃げろと指示したからです。

 

  このときには、私はすでにある程度、彼女の正体について気付き始めていました。

  「まさかなぁ、生きてるうちに遭遇するものなのか。」

 

  そんな独り言をつぶやいたら、友人からの電話が鳴りました。